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2010年2月アーカイブ

不可解なことがありました

 

この間、店舗のごみがだいぶ溜まったので、ごみの処分に行きました。そのとき某音響メーカーの高級音響機材が捨てられているのを発見した。「これ貰っていいですか?」と聞くと、「どうぞ、持って行ってくれ。」といったので、持ち帰ることにした。持ち帰って内部を点検してみたところ、スピーカーユニットのボイスコイルが破損していたので、ネットで部品を取り寄せ修理をして、鳴らしてみたところ素晴らしい音で鳴ってくれた。スピーカーシステムは合計5個あったがほかの4個はほとんど無傷の完動品であった。

後日、知人に「この間、某所に物凄い音響機材が捨ててあったので貰ってきました。素晴らしいものでした...」と言い、品物を見せたところ、知人曰く「ああ、これか、文化会館が捨てたものだよ。」 私は「どこも悪くなく、ちゃんと鳴るのが、大半だよ」と言うと、知人は「当たり前だ。この間まで鳴っていたんだ。」と言う。私は「なんで壊れていないのに捨てるのか?」と言う。知人は「壊れたことにしなければ、予算が出ないのだ。」と言い、その時は、そんな会話で終わりました。後日、何人か知人が訪ねてきて、その機材を見て、驚き、人に喋って噂になり、市政に詳しい人の耳に入り、「これは大問題だ」と騒ぎになり始めました。すると後日、ごみ処理業者が、真っ青な顔をして、「何とかお返しいただけないでしょうか?」と訪ねてきた。私は「もとはお宅からただでもらったのだけれど、故障したのを直したという経緯がある」と言うと、実に不味そうな顔をして、「その件については、後程またということで、とにかく、品物だけは戻してほしい。」と言った。私は「わかりましたいいでしょう。」と言った。翌日。ごみ処理業者の従業員が2人来て、物凄い勢いで運び去った。そのとき私は、何かの事件に巻き込まれているような変な気持ちになった。市政に詳しい知人に、その内容を話をすると、「市の備品を勝手に捨てるのはそもそも問題だ。三万円以上のものは、競売にかけるというルールになっている。その機材はどう見ても7、80万するものだ、徹底的に調べる必要があるのではないか。」と言うことだ。いずれにしても、まだまだ使えるものをいとも簡単に捨てるという現代社会の縮図がそこにあった。市民としてとても悲しい感じがするし、我々ももっと反省しなければならないと思った。

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